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日本薬剤師会薬剤師行動規範・同解説の制定について
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日本薬剤師会
会長 山本 信夫
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日本薬剤師会は昭和43年に「薬剤師倫理規定」を制定し、平成9年に全面改定を行いました。
しかし、新しい医療提供体制に相応しい薬剤師倫理規定を改めて議論した上で見直しを行うべきとの意見が本会総会等の場で述べられたことを踏まえ、平成28年3月11日に開催した理事会において「薬剤師倫理規定の見直しに関する特別委員会」の設置が承認され、これまで議論を行ってきました。
見直しに当たっては、基本方針として、前文をつけることとし薬剤師綱領との関係が分かるようにすることも含め内容を見直す、本文は普遍的な内容を規定し解説をつける、現行規定を基に必要な項目を追加、補足、新設していくことが、それぞれ確認されました。
その後、他の職能団体の倫理規定や、欧米諸国及びFIP(国際薬剤師・薬学連合)の薬剤師倫理規定等を参照し、検討を重ねてまいりました。
その上で、平成29年4月に中間まとめとして薬剤師行動規範(案)を取りまとめ、都道府県薬剤師会、本会職域部会幹事、並びに、その他関係者よりご意見を頂戴しました。
その結果、今般、日本薬剤師会 薬剤師行動規範・同解説として取りまとめ、平成30年1月17日開催の本会第9回理事会にて承認されました。
薬剤師行動規範は15項目からなり、「患者の自己決定権の尊重」、「差別の排除」、「学術発展への寄与」、「職能の基準の継続的な実践と向上」、「国民の主体的な健康管理への支援」、「医療資源の公正な配分」という新たなキーワードの項目を盛り込んでいます。
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(このページは、公益社団法人日本薬剤師会のWEBサイトからの転載です)
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