北多摩薬剤師会おくすり博物館単純明快な薬たちⅡ

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おき薬紹介シリーズ 7

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単純明快な薬たちⅡ

・「単純明快な薬たち」ではネーミングに力を込めた配置売薬をご紹介いたしましたが、今回はその後の収集品から同じく“名は体(効き目)を現わす。”“短刀直入”、あるいは安易と言えば安易な名前の薬をご紹介します。

『ズバリ』

『ナオリン』

『ナヲル』

『スグナオール』

『アスナオール』

『スグチン』	『トメル』	『スグトマル』
『トレル』	『トメル』	『トンプク起ル』

『ピタリン』

『ピタール』

『ネツピタン』（：熱ピタン）

『ネツナインＳ』（：熱ないん）

『ズシチン（頭歯鎮）』

『ヅーシ（頭痛・歯痛）』

『イタミチール』（：痛み散ーる）

『ノーメーハ（脳明歯）』

『脳明散（ノーメーサン）』

『ノーハレミン』（：脳晴れみん）

『ノーハレ散』（：脳晴れ散）

『セキサル』（：咳去る）

『セキサール』（：咳去ーる）

『セキサリン』（：咳去りん）

『セキトール』（：咳取ーる）

『セキトマール』（：咳止ーる）

『サエル』

『ムルイ』（：無類）

『百萬両』（：定価は四拾圓です）

『一服ケロリドクター』
（：一服でケロリとするのでドクター
が頭をかかえています）

【付録】
薬局を経営している薬剤師はその昔“町（街）の化学者”と称されたことがあり、またそのような自負があったようで、現代でも学校薬剤師や環境問題に取り組む薬剤師たちはそんな雰囲気がありますが、昔の売薬のパッケージにはそのような研究熱心な“化学者”をデザイン化したものがあります。熱心な研究の成果がこの薬だという訳です。