おき薬紹介シリーズ 10
マスク美人
置き薬紹介シリーズ2では“美人印のかぜ薬”と題して、置き薬の風邪薬に圧倒的に数多くみられる美人の登場するデザインのかぜ薬を紹介しました。
今回はその第2弾とも言える、かぜの美人の必需品ともいえるマスクをつけた“マスク美人”を取り上げました。
現代ではマスクというと不織布製の使い切りの抗菌立体型マスクが主流でその目的も
・風邪、インフルエンザなどにうつらないための感染症予防対策。
・風邪、インフルエンザなどを他人にうつさない配慮。(咳エチケット)
・花粉症、ハウスダスト対策。
・黄砂、PM2.5、防塵対策。
・防寒対策。
・オシャレ、人見知り、顔を見られたくないなど。
さまざまですが日本人がマスク好きなことは世界的にも有名で、マスクをつけることで眼が魅力的に強調され、眼元美人となり「マスク美人」という言葉も生まれました。
玉川衛生材料(株)の募集する「マスク美人」コンテスト(女性部門、男性部門、キッズ部門。グランプリには同社TVCM出演権と賞金30万円。)には1万人以上もの応募があります。
今回登場する置き薬たちの使われていた戦後の昭和時代のマスクは何枚ものガーゼを重ねたガーゼマスクでした。なおマスクの変遷についてはこ後日改めて詳しくご紹介する予定です。
〔参考文献〕
・薬事日報2015(平成27)年5月13日号
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