置き薬・くすり屋のおまけ・景品シリーズ 10
~ 灰皿・釣り銭皿 ~- くすりコレクション(くすり資料館)第28回では「置き薬・くすり屋のおまけ・景品シリーズ(その1)」では[マッチ]を紹介しましたが、今回はその続きともいえる灰皿とそれに類似した釣り銭皿やトレーなどです。
(その1『灰皿』)
煙草が現在のように嫌われものでなかった時代ではマッチが広告を兼ねたおまけ・景品として多く作られました。
煙草を吸いますと、灰や吸い殻がでます。そこで灰や吸い殻の受け皿としての灰皿もマッチと同じく広告を兼ねたおまけ・景品としていろいろ作られました。
これらの『灰皿』の配られる先はいわゆるお客さん・消費者だったり、また高価なものはお得意先の薬局だったようで、一部は店頭にも置かれたものと思われます。薬局内全面禁煙の時代からみると隔世の感がします。
では今回はまずはそんな薬のおまけの『灰皿』をご覧下さい。
『アルミ製の灰皿』 『陶器製の灰皿』
『アルミ製の灰皿』 『ライオン・ヘルスカー巡回記念』
金属製の豪華なもので店頭に
も置かれたものと思われます。
『グロンサン・ヒドロンサン』 『グロンサン・ヒドロンサン』 『T字香』
(その2『釣り銭皿』)
20世紀から21世紀にかけてここ数十年でクレジットカード、キャッシュカードが一般大衆に行き渡り、最近ではおさいふケータイも登場、そのうち薬局でもカードで決済することがほとんどとなり、お金をやりとりしたり釣り銭を渡したりすることが無くなるかもしれませんが、つぎにご覧いただくのは釣り銭皿です。
『灰皿』と同じく広告を兼ねたおまけ・景品としていろいろ作られました。
『健康胃固腸丸』 『ホシ胃腸薬』
『大学目薬代理店』 『フマキラー』
『本椿トニックポマード』 『本椿トニックオイル』 『本椿つや出し香油』 『花王石鹸』
(その3『トレー・ペン皿』)
『トクホン・ペン皿』 『富山藥學専門學校 トレー』
:富山藥學専門學校の写真の入った皿で
富山配置売薬関係の景品かと思われます
『ピロビタン・トレー』
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